もみじ建築の最大の特徴は、乗松社長自身がたくさんの現場を経験してきた技術者であること。現場を統括する今も、職人としての厳しい目線をもち、各現場の仕上がりを細やかにチェックしています。現場スタッフは、乗松社長が一人ひとり厳しくも温かく育て上げた人材ばかり。これまでに培ってきた「匠スピリット」の継承者として、誇りをもって日々の作業に当たっています。
また同社では愛媛を代表する素晴らしい建築家の先生からの依頼を多く受注しているため、通常の大工であれば経験しないような複雑な建築物に関しても、数多くの実績を誇っています。「できません」という言葉は、絶対に言いません。創意工夫を凝らし、あくなき探究心でどんな難工事にも誠心誠意取り組み、常に技術の研鑽を怠らず、設計をした方や住まい手に心から満足していただける建物を実現しています。
もみじ建築の最大のウリは、乗松社長が育て上げた複数名の棟梁が所属していること。この大工の所属人数は、地元密着型の工務店としては異例の多さです。なぜ、このような体制になっているか。そこには「お客様の要望にしっかりと応えたい」という同社の想いが存在しています。幸いなことに、腕を買われて多くの受注をいただいていますが、少人数であれば工事の依頼を受けてもお待たせしたり、場合によってはお断りしたりする可能性もあります。でも、私たちは、「もみじ建築に工事をお願いしたい」と言ってくださる方の願いを可能な限り叶えたい。そこで現在のような体制が確立しました。
もちろん、ただ人数を揃えているだけではありません。技術も人柄も優れた棟梁たちにより、複数の現場や急ぎの工事にも、丁寧に、かつ迅速に対応を行っています。
もみじ建築は、愛媛を代表する設計士の先生たちから、数多くの現場を任せていただいています。お取り引きいただいている設計士の先生は、どなたも独自の世界観をもち、優れた感性で施主様の要望を叶えているかたばかりです。それだけに施工に対しても、細やかで高度な要望がたくさん出てきます。
こうしたご要望に対して、私たちは決して「できません」という言葉は使いません。まずは、細やかなコミュニケーションにより先生たちの想いをしっかりと受け止め、「どうすれば希望される施工がスムーズに行えるか」をしっかりと考えます。そして必要なことを学びながら、最終的には「もみじさんに頼んで良かった」のお言葉をいただけるよう誠心誠意取り組んでいます。有難いことに、設計士の先生の中に、「施工はもみじ建築で」と指名してくださる方も。その信頼に必ずや応えていきます。
施主様から直接施工を依頼いただく場合はもちろん、設計士の先生を通して施工をさせていただく場合も、もみじ建築のスタッフが絶対に忘れてはならないのは、お客様思いの姿勢です。「技術は人なり」という言葉がありますが、優れた技術をもつ匠は、人間的にも素晴らしい人であるというのが私たちの考え方。
どんなに取り繕っても、人間的に未熟な部分があれば、それは未熟な技術となって跳ね返ってきます。だから、もみじ建築のスタッフは、明るく、爽やかな人間であることを何よりも大切にしています。たとえば現場を通りかかったご近所の方にも気持ちの良い対応をしたり、清掃を怠らずクリーンな現場環境を維持したり。そんな人間として当たり前のことを日々、積み重ねています。またスタッフは子ども好きばかりで、施主様のお子さんからも人気があることも、実は密かな自慢の一つです。
もみじ建築の社風をひとことでいえば、元気いっぱいの体育会系。乗松社長を中心に、抜群のチームワークを発揮しています。だからと言って厳しいばかりではなく、底抜けの明るさを持ち合わせており、仕事はとにかく真面目に真剣に、オフタイムには楽しい会話で盛り上がる一面も。皆でスポーツを楽しんだり、カラオケに興じたりすることもあります。「会社というのは人生において長い時間を過ごす場所。だったら人間関係に悩んだりせず、いつも笑顔で過ごすことのが幸せに通じます」と乗松社長。
こうした明るい社風は、良い仕事にもつながっています。お互いの現場をサポートしあったり、仕事で得た情報を共有しあったりなど、仕事面にも良い効果をたくさん生み出しています。「個人個人の力を結集して、もみじ建築を盛り上げよう」。そんな気持ちがしっかりと伝わってきます。